上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

RCMPへの怒りサイン

警察へ怒りを現すサインを掲げる年配の男性。




今日はちょっとまじめなお話。


  警察の判断は正しかったのか?



先月10月14日の深夜に起きたこの事件。


今もなお論争を呼んでいます。



Robert Dziekanski


Robert Dziekanski(ロバート・ジェケンスキ)さんは、


この日、母国ポーランドを離れ、母の住むカナダに


新移民として渡ってきました。



ポーランドからドイツのフランクフルト、そしてバンクーバーまで、


長い長い旅路の末、やっとバンクーバー国際空港へと


たどり着きました。



ちなみに彼は英語がまったくできませんでした。



そのため、当日空港に迎えに行く予定だった母親に、


あらかじめ『荷物を受け取るところで待っていて』と、


言われたのですが、バンクーバーの空港は、


荷物受け取りに一般の人は入れません。




そのため、すれ違いが起き、ロバートさんはずっと、


空港の中で10時間以上も待つことになります。



はたや間違ったことを伝えてしまった母はその日空港におり、


『息子がこの中にいるの、息子は英語がまったくできないから

助けてください。』
 と何度も空港職員に頼み込んだそうです。



しかし空港職員はちゃんとした対応をしてくれず、

母親もその日空港にて10時間という長い時間を

過ごすことになりました。



中に助けにも入れず、助けを求めつづける母親。

英語がまったくできず、ただ中で迎えを待つ息子。



そのいき違いはむなしく、

悲しい終わりを告げることになりました。




待ち続けた母。しかしいっこうにゲートからも出てこない息子。



最後に母が空港職員に泣きながらお願いした時、

『お宅の息子さんはいませんから』と言われたと言う。



長い待ち時間のあと、その職員の言葉を信じ、

泣く泣く母はバンクーバーから車で4~5時間もかかる

自宅へと戻ったわけです。



自宅に着くと留守電が入っていたといいます。





『こちらバンクーバー国際空港です。

お宅の息子さんは到着していましたが、

亡くなりました
 と・・・。





翌朝朝一で母が空港に到着した時には、


亡き息子の亡骸との対面となりました。




警察の言い分はこうでした。


『ロバートさんが空港内で暴れだし、

警察が到着後も暴れたため

テーザーを使用したところ、亡くなりました。』






・・・Taser(テーザー)


スタンガンと似ているこの機械は主に、現在カナダ警察でも

よく使われているもので、至近距離からの射撃でなんと

5万ボルトもの電流を発するものだそう。




この事件後、警察は ある事実 を隠していた。





その1.ロバートさんが暴れたため、このテーザーを使った。

その2.テーザーは2回だけ使用した。






一時はそれが事実として信じられていたが、

ある勇敢な一人の青年と女性により、真実が暴かれた



Paul Pritchard


Paul Prtichardさん

ビクトリアに住むポールさんはこの日、
空港の事件現場のすぐ側の椅子で仮眠を
とっていたという。

物を破壊する音が聞こえたので、
はじめはちょっと 面白半分で回したビデオが、
この決定的な瞬間を捉えてしまった。




彼の撮ったビデオの内容はこれでした。

実物ビデオはこちらから→ここをClick!
(注)少しショッキングは映像ですので、ご注意ください。

ビデオのはじめ



この男性がロバートさん。疲れのためか、
言葉が通じない憤りでか、不審な行動を取り出す。

後から出てくるが、そこに居合わせた女性、
Sima Ashrafiniaさんもロバートに声をかける、が、
言葉が通じない、、、。


さすがに暴れだすかのように見られたため、
早々に警察を呼ばれる。


警察4~5人がすぐに駆けつけた。
その間にも空港のセキュリティーがロバートさんに
話しかけるが、ポーランド語とわからず、
ロシア語だと話している声がビデオにも入っている。

警察到着の時点で、ロバートさんが何か叫ぶ。
意味はポーランド語で『助けて!』だったという。
しかし、通訳者もいないため、誰にも理解して
もらえなかった。


到着した警察。事情もよくわからないまま
すぐさまロバートさんを取り囲む。
言葉のわからないロバートさん、
とっさに手を挙げて、降参のポーズと取る。




その直後に、いきなり警察はテーザーは発砲



Teser


5万ボルトの電流が体に流れ、激痛に喘ぎ、
叫びまくるロバートさん。そして倒れこむ。



Tasarを打たれた後


倒れたロバートさんを押さえ込むように、
3人がかりに一人の男性を押さえ込む警察。

激痛のため叫び続けるロバートさん。


警察に押さえ込まれる




そして、その10分後程に、息を引き取った。。
救急車は、空港から2分程の距離であったにも関わらず、
警察はなかなか呼ばず、実際救急車が到着したのは
12分後だったといいます。



・ ・ ・ ・ ・ ・ ・




しめやかに執り行なわれたロバートさんの葬儀。


Robertのお母さん


こちらが空港に向かえにいっていたロバートさんの母親。



しかしながら、冒頭にも述べたPaulさんの証言により、


この事件後、警察の在り方が問われ続けています。



先でも述べたPaulさんのビデオ、


実は事件後、警察によって押収されていました


すなわち、バレるとまずいことが入っていたわけです。




目撃し、さらにビデオまで撮っていたPaulさんにとって、

事件直後の警察のアナウンスは驚いたと言います。


そこでPaulさんは警察に掛け合い、無事にこのビデオを

取り戻せました。そして事実を知らせるため、

メディアに 掛け合ったと言います。



それによりわかったこと。





その1.ロバートさんは警察に最初から降伏していた。

その2.テーザーは2回だけではなかった!!






Simaさん


こちらの女性はSima Ashrafinia(アシュラフィニアさん)


事件当時、ロバートさんに必死に話しかけて助けようと試みた女性。

そして、彼女の証言の中にも、テーザーは少なくとも

4回程発砲されていたと ありました。




この事件後、空港には沢山の人が訪れ、

花束や追悼の意を込めてメッセージなどが

寄せられていました。



そして本日日中、バンクーバーダウンタウンの

バンクーバー美術館裏にて、


ロバートさんのための追悼の集いが行われていました。


集まった観衆は皆赤と白のものをまとう



集まっている人の中には、ポーランドの国旗カラーである


赤と白の服や、タオルをかけている人も見られました。



『Do not kill, lie and cover up』

嘘と保護のために、(人を)殺すな!




という講義のプラカードを持ち参加する人、


さまざまでした。



講義サインを持つ人も沢山



実際にロバートさんの親戚の方、そして今回


勇気を持って真実を暴こうとしたPaulさんも


出席しており、大きな拍手と歓声が上がっていました。




集い全体の様子




カナダは移民の国であり、日々沢山の新移民の方が

夢と希望を持って、この国に降り立っているわけです。


ロバートさんは、新しくカナダでの希望の日を夢見て、

長年離れて暮らしていた家族のいるもとへ渡ってくるため、

この日空港に降り立ちました。




移民になり、1日目にして、死を遂げる。

大変無念でなりません。



Paulさんの話では、ロバートさんが暴れたときも

決して自分たちの身に危険が降りかかる感じではなかったと

証言しています。返って、周りを恐れて自分をプロテクトしようと

していたように見えた、と。



また、悲しいことにこの事件が初めてではなく、

過去にも何人もこのテーザーで死亡したケースが

あったこと。そして、この事件後にもまた別件で

テーザーの事件がすぐに起こったこともあり、

警察の在り方を問われています。



危なそうな奴=すぐにテーザーであってはいけないと思います。

それも、数人がかりでたった1人を囲み、この結果です。


もっと話をするとか、テーザーを使う以外にも方法はあったと、


テレビなどでも討論されています。




また、空港には常時世界130カ国以上の通訳にも

対応しているというが、はっきり言ってそのインフォメーションを

バンクーバー空港は見つけにくいのだとか、、、。


さらにうん十時間の旅路の上、10時間以上待っていた彼に、

その情報を正しく探せたのかも怪しい。


そして、一番の理由は、空港側の対応。

なぜ10時間以上もいる旅人に声もかけず

放っておいたのか・・・。




追悼のピン


追悼の集いでもらった、ピンバッジ。





この集いにmaiaが参加した理由。


それはやはり、こんな事件が二度と起こって欲しくないと


強く思ったこと、そして、ロバートさんに、この一言、


『Rest in Peace 安らかにお眠りください』を


伝えたかったからです。



移民の国だからこそ、起きてはいけない事件だったと、

深くこの事件に遺憾を覚えるのでした。




もっと詳しく知りたい方はこちら!→maiaのお友達のShimaさんのブログ←ここをClick! に、
事件当時の詳細が細かに,そしてとてもわかりやすく記載されています。




↓ ↓ ↓ ↓

皆様。読んだ後は、是非ポチッと1クリックお願い致します!
ランキングUP、がんばってます!!


 banner




スポンサーサイト

テーマ:気になるニュース - ジャンル:ニュース





ひどすぎる話ですね。
母親が警察に10時間の間に何度も
「息子が中にいて私を待ってる」といってるのに。
彼は、母を10時間もまちつずけ、言葉のわからない国に着き、不安と恐怖で警察を見て、殺されて。。。。
母親はなぜ来なかったんだ・・・と思いながら亡くなってしまってないか?
母親は僕を捨ててしまったのではないか??
と考えると、私が思ってるのだから、母親もきっとそう思ってると思うと・・・悲しくて仕方ありません。
Vancouver空港は、通訳はいないんではないですか?
私の夫もVancouverに着いた時、英語はまったく駄目だったんです。ポルトガル語だけ。
で、通訳を呼んでくると来たのは、スペイン語・・・
パスポートを見れば、彼はブラジル人だとわかると思うんですけどね。
まさか、国際空港で働く方々が、ブラジルはスペイン語だと思っていたとは、恥ですね。
で、最後までスペイン語で会話だったそうです。
でも、我が旦那スペイン語も話しませんからね。

本当、この事件・・・
腹立たしいです。
本当に、この親子の助けに耳を傾けなかった警官・警備員全員テーザーを突きつけてやりたいです!!
かわいそうな、ロバートさん・・・
本当にかわいそう・・・
でも、もう戻ってはこない・・・
何を書いても書き足りない怒りの事件ですね。
そして、悲しみの事件です。。。
【2007/11/26 10:14】 URL | Biscoito #-[ 編集]
初めてこのビデオをニュースで見たときは
私もマイアさん同様、とてもショックでした。

大切な事を、真摯に伝えようとしてくれてありがとう!

一個人が社会を良くするためにできるのはこういう事からですね。
集会の事は知りませんでした。
奇しくもサンタクロースパレードと同じ日ですか...
ポリスやRCMPが誇らしげに歩くのを横目で見ていました...複雑です。
ロバートさんが身をもって露呈させてくれた問題を、
今日ダウンタウンに違う目的で集った多くの人達が皆
正しく知って、社会を良い方向に変えてゆく原動力になりますように。

【2007/11/26 12:12】 URL | Nico #-[ 編集]
e-399 Biscoitoさん

いつもコメントありがとうございます!
この事件、ワタシも遺憾とするところ多しで、
心痛い事件でした、、。

なんといっても、ロバートさんの母親は
心が裂けそうに辛いと思います。
7年近く離れて住んで、やっとこれから!と
いう時に起きました。

通訳の件なのですが、
実はこの事件後、ロバートさんの出身国、
ポーランドの取材陣もこの事件を追って
バンクーバーへ来ていました。
そのクルーが試しに空港でポーランド語を話し、
どれだけ空港職員が対応できるか試していました。

バンクーバーの空港にはボランティアのトランスレーターがいて、
その人たちはロシア語だと判断しました。
その人たちは通訳者と繋がる電話のあるカウンターへ
そのクルーを連れていき、そこにいたスタッフも
彼らの言語がロシア語と判断。
ロシア語の通じる通訳者に電話した所、
そのトランスレーターにて初めてそれが
ポーランド語だとわかりました。

確かに触れない言語の判断は難しいものだと思いますが、
そこにいきつくまでも大変で、さらに日中であれば
ボランティアの通訳者も空港内にいるけれど、
この事件がおきたのは深夜。さすがに通訳者へ
すぐ繋ぐのは難しかったのかもしれませんが、
夜中に到着する便もあるのだから、そのあたりを
空港側がどう管理していたのか謎です。

旦那さんも大変でしたね(笑)
どう考えてもブラジルはポルトガル語だろ~~!!と
思わず笑ってしまいました(^^)
【2007/11/26 17:01】 URL | maia@管理人 #MMIYU.WA[ 編集]
e-68 Nicoさん

こんばんは、とても素敵なコメントで
ワタシも共感を覚えました。

この集まりですが、昨日でした。
(土曜日です)ですのでサンタパレードとは
別日でしたが、ワタシもサンタパレード見てきましたよ~
(詳しくは最新日記にて!)

移民の国であるカナダで、この事件は痛いところでした。
マルチカルチャーになればなるほど、隣にどこの国の人が
住んでいるかわからず、相手を犬猿してしまうことも
増え、何かあればすぐに片付けられる手段を選んでしまう
のかもしれませんが、もしその方向にカナダが進んで
いるのであれば、いつしかアメリカの後を追うことになるの
かもしれません。(=銃社会!?)

また、移民の国なので、英語ができない人だって
沢山います。その点をもっとシリアスに考えて
いく必要がこれからの時代必要になるのかもしれませんよね。

こういった事件が今後二度とおきないことを
心から祈りたいと思います。

【2007/11/26 17:10】 URL | maia@管理人 #MMIYU.WA[ 編集]
いろんな事を考えさせられる事件でしたね。。。。。

以前、shimaさんの方でもコメントしたのですが、こんなことが起きてしまったことは、同じ移民としてとても悲しいことだと思います。ロバートさんは勿論、彼の家族の気持ちを思うといたたまれません。。。。。

移民を受け入れている国カナダ。始めてカナダに来る、英語が話せない-こういった人が毎日沢山やってくるのだと言うことを、忘れているような気がしました。
空港内の施設も、もっと便利でなければいけませんよね。

今回の事件で、カナダ政府の皆様方、警察の方々、空港職員の方々。。。。。移民への対処、考え直していただきたいですね。



【2007/11/27 06:59】 URL | asamican #-[ 編集]
e-53 Asamicanさん

本当に、Asamicanさんのおっしゃるとおりだと思います。
ここは移民の国であって、言葉ができない人だって
訪れるわけです。そして住んでいるわけです。

力で解決するのではなく、もっと違ったアプローチは
あったのだと思います。

もしこの場に居合わせた警察が
『まさかテーザーで人が死ぬなんて思わなかった』と言うのなら、
その人は警官を続けるべきではないと思います。
または自身にテーザーを打ってみて欲しい。
警察は弱者を痛めるためにいるのではなく、
弱者の側に立つのも仕事だと思います。

警察=権力があると、いつの時代からかもし
位置づけられているのであれば、
そこは是非見直していただきたいと思っています。

どんなに嘆いてもロバートさんは返ってこないし、
ロバートさんのお母さんの心の傷は一生癒えないと思います。
ワタシはこのビデオを見るたびに本当に涙が出てきます。

本当にこんな事件は起きて欲しくない、
ただそれだけです。。

【2007/11/27 14:13】 URL | maia@管理人 #MMIYU.WA[ 編集]














管理者にだけ表示を許可する


| HOME |


Design by mi104c.
Copyright © 2017 Rise! ~世界をまたいで暮らしてみよう!~ (旧: ゴー!ゴー!カナダ!!~第2章~ カメラ越しのVancouverです), All rights reserved.

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。